2019年09月04日

全国花火競技大会 大曲の花火

最終土曜開催になって初めての第5土曜開催。
暑さもだいぶ和らいでいい気候でした。
風以外は((+_+))

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いつものごとくブラウザバック推奨ゾ



今年は無事にトラブルなく現着することが出来ましたが、
到着した瞬間いきなりの大雨。現場のトラブルが心配されるレベル。

雨がやんでから行こうという考えはみな同じようで、
昼花火直前の入場列が大分大変なことになっていました(;^_^A
今年から土手内は全部有料席購入者しか入れないようになった都合で、かどうかは知りませんが、
屋台も全部土手の外側になったので客が入り乱れるのは当たり前だよなぁ?

昼花火の部
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昼花火は5連煙竜をいかに失敗しないで打ち上げるかを競う競技。
ちぃ、覚えた。
競技のベクトルとしては割物花火に似ている。


夜花火の部

今年は競技花火(芯入割物以外)が結構豊作な感じ。
時差式花火も大分演出寄りになってきたかなという印象でした。

芯入割物の部
優勝 野村花火工業/昇曲付五重芯変化菊
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完ぺきではないにせよ安定感はばっちり。


準優勝 マルゴー/昇り曲付四重芯変化菊
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どうみても三重芯にしか見えなくて、
形は良かったけどどこまで行くかな〜と思ってたらまさかの準優勝
てことで動画判定

うーん。。。
形と消え口が評価されたのかなぁ。
フィギュアみたいに基礎点とか明示されてるわけじゃないからなんともいえん。


優秀賞 伊那火工堀内煙火店/昇り分砲付四重芯菊先紅緑銀乱
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そろそろ堀内さんの五重芯復活を待っている。


優秀賞 小松煙火工業/昇曲導五重芯変化菊
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芯が楕円ぽくなってましたが、
飛び出してはいなかったのでなんとかといった感じ。

芯入割物は今年は全体的にあまり奮わなかったかなぁ。


自由玉の部
優勝 野村花火工業/新緑の躍動
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見慣れた感があるものの、形も星の精度も抜きんでてる感じはある。
去年の結んで開いてが割と低順位だったけど今年はかなり評価されたようだ。


準優勝 響屋大曲煙火/翡翠をちりばめたペンダント
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ヤシを入れた玉のバランス感はファミリーでは響屋が随一だと思う。
分砲が切れてなかったら優勝あったのではないだろうか。
牡丹系の星が飛び出る玉もっと流行って^p^


優秀賞 小松煙火工業/プリズム(光が分散屈折する多面体)
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プリズム・・・かなぁ。
色を波長毎に分けるものを表すにしては色の数が少ない気もする。
しかしカッコの分光に関する説明要るかな?
とみてる間は思っていましたが、翌日の講評を聞くと、
「玉名がわかりやすくないと審査員の俺らが苦労するんだが?」
と講釈垂れていらっしゃいましたね。
花火会も玉名がラノベタイトルっぽくなっていくんですかね。


優秀賞 丸玉屋小勝煙火店/トリコロールの花
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玉名変えてきましたね( ̄▽ ̄)
しかし昇り小花がオリンピック仕様のままですぞ!

玉自体は結構好きなのでこれはこれで〇。
ただ創造花火も同様のトリコロールだったのですが、
光露とか緑っぽかったのがめっちゃ気になった。
在庫をあてがう系作品のイメージがついちゃってどうしようもなかった。


Pick Up 新潟煙火工業/夜光幻想花
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八方スカスカじゃない?からの松島キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
いやーやられたw 玉名のマッチング的にも好き。


Pick Up 菊屋小幡花火店/献花 〜恩師へ捧げる想い〜

小幡さん流の白菊でしょうか。
個人的には四重芯に見えたので、去年内閣獲ったことを
先代に報告するかのような花火に見受けられました。


創造花火の部
優勝 磯谷煙火店/オバケも踊るハロウィンパーティナイト
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形は既存のでしたが、星はハロウィン仕様になっており、
特注感が良かった。

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マシューキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
腕がうねうねしててタイトル通りの表現はしていた。
解りやすいのがいいという審査員のベクトルからすると優勝は妥当なのだろう。

準優勝 野村花火工業/新緑の躍動
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終始得意の青緑の構成でした。
時差玉を順番に挙げている感が個人的には拭えない気もしますが、
1発1発の玉の質はやはり高い。
これも講評で言われてたらしいことですが、
創造花火でも芯の綺麗さが評価されているらしい。

芯入割物を見た後だとどうしても気になるという意見は
言わんとするところはわかりますが、
故・佐藤勲氏曰く、
創造花火は「花火は丸くなくてもいいじゃないか」
という考え方が始まりだったのではないのかなぁと、
そこを評価点にしてしまうのはどうなのかと思う次第。

優秀賞 小松煙火工業/月夜に現る幻想の滝
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吊りものの月がとても良い味を出しており、非常に良かった。
優勝か準優勝レベルじゃないかなぁと思ったものですが、あまり伸びず。。。
去年の結果といいホントに意見が合わない(;´・ω・)


優秀賞 マルゴー/近未来幻想紀行
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タイトル・曲・内容がマッチングした感じがあった。


大曲特有の音ラグほんとひで・・・
修正しないとこの千輪開発のリズム感がずれてて
現地でめっちゃ気になってた。
めっちゃすごいことやってる気がするんですけど。。。


Pick Up 信州煙火工業/綾錦 −衣をまとった秋の山々−
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楽曲が「夏かっ!」って突っ込んでしまったけど
そこは信州さん、ちゃんと季節の移ろいを示している。
むしろこの流れがあるからこそ、
後半の葉が色づいて落葉していく情景が彷彿とさせられるまである。

こちらもやはり音ズレは例外ではなく、
吊りものからの千輪のシーンのリズム感が
ばっちりだったのにもったいないorz
枝から離れていくのが1玉で演出できているのに脱帽。
色んな競技会で見てますけど見るたびに惚れていく感じ。


毎度毎度審査員と意見が合わないのを確認するまでが大曲の花火になっている。
保安面での減点も毎度多いものですが、
今年は「花束」が結構使われていた印象がって、
それが狙い撃ちにされてた感。

もちろんこれも低いものは地表に落ちても燃え続けるでしょうから。
来年以降また使用する業者が減っちゃうんじゃないんですかね。

そんな中でも下でも頑張ろうというイケブンと片貝煙火工業は素晴らしい><
イケブンの文字打ち


片貝煙火工業の777



特別プログラム「光の闇のレクイエム」
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すっごいよかった(小並感)
2015年土浦と同じ題名で、
当時も賞賛してるんだから当たり前だよなぁ?
内容的にも他出品作品と被ってないので、
これぞ特別プログラムって貫禄がある。

めでたしめでたし。














なんでスクロールする必要があるんですか(正論)

大会提供花火
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まーいろんなところで賛否両論なのですが、
否定派の意見は主に3つに分けられる気がする。
@ナレーションという手法 A構成の内容 B大会側のスタンス

個人的には@この手法自体は別にありだと思う。
ドラマチックハナビも作品ごとに好き嫌いはあれど、
手法自体は別に否定しない。
この手法の先駆けとなった2011年創造花火ではかなり絶賛した記憶すらある。

むしろこの手法を否定的に考えていたのは大曲(の一部)側ではという考え。
コニーのブログに記録としても残っているし、
私もこの年の講評を新聞かなんかで読んだときに
はぁ?って思った記憶があったので覚えているのだけど、
審査員曰く「ナレーションで語らずに花火で語れよ!」という話。
それを「8年越し」に大会提供として採用した。

私の主観的意見でどうこうというのはそんなになく、
むしろ私が否定的なのはBの大会側のスタンス。
上記に述べた通りあるべき姿としての軸がぶれている気がしてならない。
まぁ一審査員の意見なのか、
大会としての総評で言ったことなのかわからんので、
(新聞だと審査委員長の講評だったような記憶があるけど・・・)
大会側としての意見ととらえるのは言い過ぎなのかもしれませんが。
でもそれを「新たな取り組みへの挑戦」としているのもなんだかなぁと。
他所でやっているならまだしも、
8年も前に競技で先駆けをやっちゃってるわけで。

昨年の忘れ柿が優勝した更に3年前には入賞していなかったりと、
審査に関する軸のぶれもずーっと気にはなっていたのですが、
そのぶれ方が節々で見られるようになっているとすら見える。

花火は丸くなくてもよいという創造花火の軸も、
芯はきれいであるべきという軸にいつの間にか変わってしまっているし、
「花火をただ眺める我々」には全く実害はないんですけど、
「花火を作る人間」にとってそれは無視できないことなのではないかなぁと。
そういった小さい不満が積もった状態でこのタイミングで爆発したのが
私の率直な感想です。

新しいことに取り組むこと自体は頭ごなしに否定しているわけではなく、
むしろ上述の2011の創造、2017の創造ともに
今までにないような手法による作品が優勝しているのを
諸手を上げて賛同している側の立ち位置なので、
次の「新しい挑戦」に期待しております。


で、上で主観的には賛否はないと書きましたが、あれは嘘だ(コ並感)
正直津波を表現した花火はいかがなものかと。
こう書くと不謹慎厨とか言われんのかなぁ。
でも全く関係のないことではなく、
思いっきりナレーションで言っちゃってるし。
超好意的解釈するなら社会の荒波・・・?
ここだけは正直うわぁってドン引きした。

ナレーション+花火の手法自体がそもそも
視覚障碍者へ向けた取り組みの一部ではあると思うものの、
そこだけはむしろナレーションだけにしておいた方が
よかったのではなかろうか。

あともうすこしオチが欲しかったな〜。
慰霊花火を見て感動したのに教師になるのか(困惑)
学校教育の道徳科目的な説教臭さも鼻についたけど
劇団の経歴見てあっ、ふーん(察し)てなった。
劇中の、みんな違うんだ!という発言から一転、
いつか故郷に帰るのが当たり前みたいな人物像の押し付け感が
なんやねんそれ^^;;;ってなったけどしゃーない。

ジュピター(原題)のシーンなんかは白菊とか言っちゃってましたけど
主人公が経験したことの一つだし別にパクリとかって感じではなかった。


と、世代的にドンピシャだった人間が語ってみる。

じゃけんもっかい特プロみて浄化されましょうね^〜
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あぁ^〜モノクローム3対打ち最高なんじゃぁ^〜
でもうち上げ幅もっとくれえええええ。
posted by たっちゃん at 21:54| Comment(2) | 花火 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて拝見しました。今回の大曲の花火には自分もいきましたが写真の美しさ(特にスターマインの
構成の切り取り方)には全く及びません。そして各写真にキチンとキャプションがついていること、クリックすると拡大して見られること、意見というか感想があること。これぞ花火のブログというべきでしょう。もっともっといろんな大会の記事を追加して下さることを期待しております。
Posted by たくちゃん at 2019年09月05日 19:36
ご覧いただきありがとうございます。
いやはや身に余るコメントで恐れ多いです(;^_^A

まだまだ知らない花火大会がいっぱいありますので、足を運んで記録できたらなと思っております。
またお暇がありましたらご覧いただければと思います(^^)/
Posted by たっちゃん at 2019年09月12日 20:03
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